英会話習得メールマガジン「英語が聞こえる街角」 バックナンバー

■第4号 One for Harry Potter, please. (04/11/07)
 今週は先週にひきつづき「First time in N.Y.」の2話をと、思ったのですが、やはり1週間ずつ場面が変わったほうが、いろいろな英文をお届けできると思いましたので、「First time in N.Y.」の(2)は来週お届けします。

 今日のタイトルの英文はどういった場面で使うかおわかりですか。“Harry Potter”と書いてあるから、書店?? 答えは“No.”です。これは映画館等でチケットを買うときなどに使います。“one”は1枚のことです。また、

  Can I have one for Harry Potter, please?

という人もいました。おそらくHarry Potterのような人気映画になれば、観る人もすごく楽しみにしてきますね。アメリカ人は日本人よりもfriendlyだからだと思うのですが、話題の人気映画で、たくさんの人がticketを買っていると、ときどき

  Guess what I want !?
  (何だと思う!?)

とふざけていう人が現れます。日本の映画館で、ticketを買うときに、「僕は何を観るでしょう?」なんていう人はいません…よね!? この手の「おふざけ」は海外では外国人である我々日本人が映画館やレストラン、ショッピングなどで使わない方がいいと思います。アメリカ人同士でも、場合によってはこのおふざけが気に障る人もいると思いますので、日本人なら、なおさら相手をからかっているように思われるのではないかと僕は思います。親しい友達同士なら大丈夫だと思いますが、それこそ空気を読みましょう。

 初めてアメリカで観た映画は邦題「危険な情事」(原題:Fatal Attraction)でした。アメリカに留学して間もない頃の果敢なる挑戦だったので、本当にセリフの聞き取りが大変だったことを今でも鮮明に覚えています。

  It was really hard for me to understand what they said in the movie.
  (映画で彼ら[役者たち]が何を言ってるのか、理解するのは本当に大変だった。)

でした。しかし、不思議とだいたいの筋書きはわかりました。

 同じ寮にいたアメリカ人が、

  “Fatal Attraction” is really good. You have to see it.
   (「危険な情事」は本当にいいぞ。絶対観ろよ。)

というので観にいきました。観にいった夜、彼に会ったので、

  I have just seen “Fatal Attraction”.
   (観てきたぞ)

と報告すると、

  It was good, wasn't it?

と尋ねてきたので、僕は、

  At the last scene, I was….

言いたいことをうまく表現できず、驚いて飛び上がる様子をしたら、

  It made you jump out of your skin !
  (すっげー驚いただろ!)

と言ってくれたので、

  It made me jump out of my skin !

と言えばよかったのかと、教えられました。すごく驚いたときに使う表現なのですが、実は僕は最後のシーンで驚き、本当に椅子から少し飛び上がっていました。この熟語は、

  I nearly jumped out of my skin at the scene.
   (その場面にはすっげー驚いた。)

と自分を主語にしても表現することができます。“nearly”や“almost”を伴っていう場合もよく耳にします。

 この映画をきっかけに、毎週金曜日の夜に映画を観にいくようになり、友人たちから“moviegoer”(映画好きな人、映画をよく見る人)と呼ばれるようになりました。

 字幕なしで映画を観ると、英語に慣れていない時期は、理解できなくてイライラしてきたり、退屈になって眠くなったりもしましたが、がんばって観つづけると、不思議と筋書きは理解できるようになりました。そして、何本も観ているうちに、だんだんセリフの聞き取りもできるようになっていきました。英語習得のためにも「字幕のない映画」はすごく役に立ったと実感しています。


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((((((( ◆ニッポン人の耳・日本人の発音◆ )))))))

“One for Harry Potter, please.”からはじめましょう。

  ワンフォー ハリーポォター プリーズ

 「ハリーポッター」の発音は「ハリーポッター」の映画の中でよく出てきますから、ご存知の方も多いと思います。「ハ」と「ポォ」にアクセントをつけます。「ワンフォー」はす早く弱めに、映画のタイトルをゆっくり強めに発音してください。「ワンフォー」を強くいって、映画のタイトルを小さく発音すると、

 One for WHAT ?
 (何を1枚?)

と聞き返されますので、ご注意ください。

 つぎは“It made you jump out of your skin.”を練習しましょう。

    ↓↓    ↓↓  ↓     ↓ 
  イッメイジュー ジャムパァウトブヨスキン

 「イッ」の「ッ」は気持ちでは「トゥ」といっているつもりで、「ッ」にしてください。「ジャムパァウト」のですが、「パ」は「パッパッとふりかける」というときの「パ」の上唇と下唇を一旦重ね合わせてつくる破裂音(無声音です)
音なので、「ァ」にアクセントをおいてみました。



この英語習得メルマガ「英語が聞こえる街角」は、状況と表現、そして感想・分析をエッセイ風にやわらかく、読みやすく表現して、お伝えしていくことにしました。
週1回、1回4分の読み物として親しんでいただき、少しでも英語学習のお役に立てれば、と思っております。


 島谷 まさふみ 〔M.U.A.:Master of Urban Affairs〕   ----(株)アイビーズ
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