| ■第10号 Christmas前 (04/12/19) |
| この前、買い物をしていたら、店の中に“New Arrival”と書いてありました。この英語の自然な日本語訳を考えてみました。 「新発売」では普通すぎる。自社ブランドを売っている店だから「新作」か、それともちょうど冬なので思い切って「この冬の新作」はどうかな?などと考えました。 場所が変わってこれが電化製品だったら、「新製品」という感じでしょうか。話題の商品を新しく店に置く、という状況なら「入荷しました」ですね。 こんな風に英文を理解したら、いったん英語を離れコピーライターにでもなったつもりで、状況にあわせて自然な日本語訳を練るクセをつけると、英語力がグッと向上すると僕は考えています。 ◆◇ 今日の表現 ◇◆ ・It's in my hand. (手元にあるんだ。) ・My secretary is going to take care of it. (秘書がなんとかするよ。) ・There is no one around me. (まわりに誰もいないんだ。) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- Christmas前 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 留学したての頃、僕は寮に住んでいました。そして、半年たってアパートに移りました。 その寮にいた頃のクリスマス前のお話です。日本のクリスマスのようにクリスマスやイブの日は街はにぎやかになるのかと思って友達の一人にたずねると、 Generally speaking, we spend Christmas with our family in the U.S. Nobody is gonna stay at this place. (一般的なことを言えば、アメリカ人は家族でクリスマスを過ごすよ。だれもここには残らないね。) と答えたので、僕も日本に帰ることにしました。 ちょうど学生ビザの切り替える必要があったので、数日前にサインとその後の事務手続きを教授にお願いしていました。僕もうっかり忘れていて、帰国前日になって教授に渡したままだったことに気づきました。あわてて教授に電話をすると、まだ事務手続きにまわっていなかったのです。 Prof: Masafumi, It's in my hand. (今、手元にあるんだ。) Masa: Professor, I need it today. I'm going home tomorrow. (教授、今日それが必要なんです。明日帰りますから。) Prof: Don't worry, Masafumi. My secretary's gonna take care of it. (心配するな。秘書がなんとかする。) それから2時間後、無事に新しい学生ビザを受け取ることができました。 クリスマス前のころの発見といえば、“Merry Christmas”という挨拶言葉の使い方です。アメリカに行く前はクリスマスイブかクリスマスの日に“Merry Christmas”と挨拶するのか思っていました。しかし、帰省する学生たちが別れ間際に“Merry Christmas”と挨拶しているではないですか。つまり、我々の「よいお年を」と同じ感覚で使っているのです。もちろんクリスマスイブとクリスマスの日には、出会ったときの挨拶も“Merry Christmas”です。 しかし、都合があって帰省しない友達もいました。ベネズエラ出身の留学生がその一人でした。日本でクリスマスを迎えていた僕は挨拶でもしようかと思い立って、イブの日に日本から彼に電話をかけました。 Masa: Merry Christmas! How are you doing on Christmas Eve? (メリークリスマス! クリスマスイブはどう?) Friend: Merry Christmas! Not good. There's no one around me. (メリークリスマス。あんまり。まわりに誰もいないし。) Masa: Is there? I'm sorry. What are you gonna have for tonight? (ほんと? それは気の毒に。今晩何をたべるの?) Friend: Maybe a cheeseburger. Every restaurant is closed except McDonald's. (おそらくチーズバーガーだね。マック以外のレストランは閉まって るから。) 一時帰国は正解でした。 今回で10号になりましたので、また今週半ばから連日例文集を送信します。エッセイ11号は通常どおり日曜日ごろお届けします。 ■■■ 基本語なるほど表現集!■■■ keep ◆少し大きめの音でCDを聴いていたので、音が大きすぎる?(Is it noisy?)と尋ねました。すると It's OK. Keep it up. (いいよ。そのままで) といってくれました。 ◆テレビのおかげでコエンザイムQ10が売れて、 They can't keep up with the demand. という「生産が追いつかない」状態らしい。 ⇒需要についていけない=生産が追いつかない。 =============================================== ((((((( ◆ニッポン人の耳・日本人の発音◆ ))))))) I need it today. 英語の文は細切れに発音するとかえって通じなくなります。「アイ ニード イット トゥデイ」というと通じません。 アイニーディットゥディ と連続して発音するようにしましょう。 My secretary's gonna take care of it. この文についても同じことが言えます。もし息継ぎを入れるなら、My secretary's gonnaとtake care of it.の間に0.01秒ぐらいいれる気持ちで。 マイセクレタリィズゴナ テイッケアロヴィッ(トゥ) アクセントは「ケア」に入ります。 この英語習得メルマガ「英語が聞こえる街角」は、状況と表現、そして感想・分析をエッセイ風にやわらかく、読みやすく表現して、お伝えしていくことにしました。 週1回、1回4分の読み物として親しんでいただき、少しでも英語学習のお役に立てれば、と思っております。 島谷 まさふみ 〔M.U.A.:Master of Urban Affairs〕 ----(株)アイビーズ |
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