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SundayBooksの更新状況
07/09/02
ビザール・ラヴ・トライアングル/浅倉卓弥
罪花/高樹 のぶ子
ラブコメ/松久 淳+田中 渉
スカイ・クロラ/ 森 博嗣
天国への階段 上中下巻/白川道
プラナリア/山本文緒
07/08/02
最悪/奥田英朗
卒業/重松清
ベリィタルト/ヒキタクニオ
塩狩峠/三浦綾子
反自殺クラブ〜池袋ウエストゲートパークX〜/石田衣良
チルドレン/伊坂幸太郎
赤い橋の下のぬるい水/辺見庸
エイジ/重松清
07/07/03
手紙/東野圭吾
アンボス・ムンドス/桐野夏生
ハードボイルド・エッグ/萩原浩
正義のミカタ/本多 孝好
アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎
07/05/31
薄闇シルエット/角田光代
ゴールドラッシュ/柳美里
無銭優雅/山田詠美
ヘブンリーブルー/村山由佳
図書室の海/恩田 陸
07/03/26
神様からひと言/荻原 浩
その日のまえに/重松 清
GOTH僕の章/乙一
流星ワゴン/重松 清
天使の卵/村山由佳
きよしこ/重松清
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ようこそ サンデーブックスへ
はじめまして、サンデーレシピ管理人黒瀬小雪です。
ここ数年、本を読むことをすっかり忘れていたのですが、2006年夏にどっさり本を読む時間を設けたところ、あまりにも本は楽しくてエキサイティングなので、「こんな本を読みました」的ページを始めました。
どうしても、自分で選ぶ本ばかりだと趣味は偏る…ということで、友達やネット上で知り合った方からおしえてもらった本をかたっぱしから読んでみました。すると、自分はけして読まないだろう系の本)が意外とおもしろかったりして、さらに新しい発見!このページが少しでも参考になればうれしいです。
こんな勝手なページです。もしご意見、ご感想、苦情などありましたら、上のMailからご連絡ください。お待ちしています。
(著者名をあいうえお順にして並べてみました。著者が複数の本)は、その本)に掲載されている1番目の著者を基準にならべてあります。)
<一般小説 著者名あ〜お>
ユリイカ
(その他青山真治の本)
著: 青山真治
だんだんだんだん引き込まれて…主人公たちの将来や幸せを願いながら読みました。映画では主人公を役所コウジさんが演じたらしいですが、読むにつれてイメージが元世界チャンピオンの竹原さんと重なってしょうがなかったです。どうしてでしょう…?! 大好きな本の1冊です。
★★★★★
ビザール・ラヴ・トライアングル
(その他浅倉 卓弥の本)
著: 浅倉 卓弥
1話目「ヨーグルトをください」の予想もしない不思議ワールドで背筋が寒くなり、引きずりながらもその他の話も読みました。最終話の「ビザール・ラヴ・トライアングル」は、相手を思いやるも言 葉にならないキモチ、そして自分のほんとのキモチ・・・主人公の不器用だけど思いやる気持ちを応援したラストでした。
あなたにここにいて欲しい
(その他新井素子の本)
著: 新井素子
もともとSFがあまり好きではないほうなのですが、このお話はあまりにも展開が自然なので、もしかして現実にあるかも?とまで思って、どんどん引き込まれていきました。結局は深い深い友情の話なのですが、この心理状態の描写がとても激しくて上手で、退屈せずに最後まで一気に読みました。
アヒルと鴨のコインロッカー
(その他伊坂幸太郎の本)
著: 伊坂幸太郎
2年前の3人がとてもはかなくて切なくて。そして現在にやっと解明できたことと、もうあの頃には戻れない悲しさ。もしもあの時・・・と後悔をずっと抱えながら、それでもこれからを生きていくラストまで、これがほんとのイッキ読み!話を忘れたころにもう一度読みたい小説です。
★★★★★
チルドレン
(その他伊坂幸太郎の本)
著: 伊坂幸太郎
どひゃ〜っ!とこちらがズッコケずにはいられない言動・行動ばかりの陣内は、やはりほおっておけない可愛い人だ。相手が誰であろうと、こちらの対処法は一緒!ってところが気持ちよくてすがすがしい。こういう友人に振り回されてみたいような、逃げ出したくなるような・・大好きな作家が1人増えました。
★★★★★
反自殺クラブ〜池袋ウエストゲートパークX〜
(その他石田衣良の本)
著: 石田衣良
私が学生だったころに読みたかった小説。それにしてもマコトはかっこいいです。もし私が学生だったころに読んでいたら、また別の視点からかっこいいと思ったでしょうけど、大人になった今、「ん・・・ありえないよね」と思いつつ、相当マコトはかっこカワイイと感じました。相当エグイことを書いているのに、吹いている風は爽やか☆ ただ、未成年が読んだらどうカンチガイするかが心配です。
赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝
NEW!!
(その他石田衣良の本)
著: 石田衣良
華やかで騒がしい街をバックに、大金やら愛やら脅しに一喜一憂するのだが、繊細ながらもまわりくどくなく、テンポもタッチも軽やかなので、一気に読んで気分爽快!あっという間に主人公を大応援している自分がいました。イケナイ人々の話なのに、痛快で読み終えたあとのこの爽やかさ。
★★★★☆
ボタニカルライフ
(その他いとうせいこうの本)
著: いとうせいこう
こういうおもしろおかしいハウツー本?には影響されやすい私。すぐさま植物を買って育てたくなりました。テレビで見るパッツン切り髪形のいとうさんですが、ちょっと尊敬&あこがれまで感じるようになり。。おもしろいです、植物が好きならかなり、嫌いでもふつうに。
★★★★☆
勿忘草(わすれなぐさ)
(その他岩井志麻子の本)
著: 岩井志麻子他
ちょっとしたカラクリや、ドキっとするオチがあったりして楽しく読めました。唯一、「人形草」の話はキモチ悪くて異色。夢にでてきそうでした。
神様からひと言
(その他荻原 浩の本)
著: 荻原 浩
読み始めは少し間のび感すらありましたが、主人公が与えられたポストの仕事に取り組みだすあたりからテンポがよくなってきて、途中からはこの主人公を応援する気持ちでいっぱいでした。あきらめる気持ち・あきらめない気持ち・続ける根性・捨て去る勇気。いろんなものを教えてくれたような作品。都合のよい神様はいない、でもどこかで神様は見ている?
★★★★☆
ハードボイルド・エッグ
(その他荻原 浩の本)
著: 荻原 浩
秘書志願の老婆の出現といつのまにやら巻き込まれていた事件。ところどころにクスッと笑ってしまう秘書?との会話がおもしろかったです。
空中ブランコ
(その他奥田 英朗の本)
著: 奥田 英朗
こんな先生がいたら、病気にかかったふりしてお会いしてみたい!「わははーなんでやねんっ」っとツッコミをいれたくなるような先生の行動、それが対処法につながっている。。。表題の「空中ブランコ」が1話目でしたが、この話の時点では「へっ?」というハテナを抱えたまんまの感想。私がなんとなく奥田ワールドにはまってきたのは2話目以降だった気がします。
★★★★★
最悪
(その他奥田 英朗の本)
著: 奥田英朗
1歩ずつ違う方向へと歩んでしまう主役たち。静かに、でも迫り来る焦りや驚き、悔しさはもうだれにも止められなくて・・・読む人によって、誰を一番哀れむかは違ってくるのでしょうけど、私は彼らが陥っていくたびに「さ、最悪・・・」とつぶやかずにはいられませんでした。ラスト1/4はイッキに読みたいくらいに釘付けでした。
★★★★★
町長選挙
(その他奥田 英朗の本)
著: 奥田 英朗
空中ブランコと同じ伊良部先生(=いそうでいない、うらやましいほど脳天気で有能な人物)の荒治療?!で、ふと気づくと全快している患者(=どこにでもいる普通の人)。会話のテンポが好きで、めずらしく声に出して笑ってしまった1冊。でもただおもしろいだけでなく、私たちの日常の中でも取り入れられそうな生き方・やり方・考え方を伊良部先生が教えてくれてたりします。
★★★★☆
GOTH 僕の章
(その他乙一の本)
著: 乙一
淡々とした文章のなかにグロテスクな表現がありドキっとしますが、話の最後はいったいどうなるのか?読むのをやめられませんでした。場面が急にかわったり、ムリにつなげたようなところも少しありましたが、それが全然気にならないくらい面白かったです。
★★★★☆
黒と茶の幻想(上)
黒と茶の幻想(下)
(その他恩田 陸の本)
著: 恩田 陸
上下巻とあり超大作ですが、一気に読みました。読まなきゃいれなかったのかもしれません。4人の描写が簡潔、会話も長すぎず短すぎず…とてもリズムのよい読み物でした。ふと自分の学生時代・OL時代を思い出して、この4人組を作ってみたりして。ムリでしたけど。
★★★★☆
エンド・ゲーム―常野物語
(その他恩田 陸の本)
著: 恩田 陸
包まれる・裏返される・洗われる。私の理解が、ちょっとピンボケしたまま読み進めてしまったため、この本)の面白さよりイミ不明さにドップリ。この本の面白さがわかるセンスが欲しいです。
図書室の海
(その他恩田 陸の本)
著: 恩田 陸
夜のピクニックの予告編?が収録された短編集。相当フシギワールド。短編集なので、なかにはちゃんと掴めない話もありましたが・・・何冊か経験済みの恩田陸さんの小説ですが、まだ未読の夜のピクニックはどうなるの?と期待!
<一般小説 著者名 か〜こ>
薄闇シルエット
その他角田光代の本
著: 角田光代
主人公の揺れる気持ち・微妙な心情が、上手にサラリと描かれていて、流すように読みながらも共感できるところが多く、この作家の人気のポイントはココなのだな!と納得できました。ただ私 としては、話があまりにもジミすぎて、この先どうなるの?というドキドキ感がほとんど湧かずにラスト。印象は薄い作品です。
お縫い子テルミー
(その他栗田有起の本)
著: 栗田有起
主人公が、生まれた瞬間にすでに決まっていた?という職につき、まっとうしていくお堅い話なのだが、どこかきらびやかで憧れまで抱かせるものはなに?これがもし映画化されるのならば、ぜひ布地の質感色感、そして主人公のワザをガンガンクローズアップさせて作ってほしいと思いました。
★★★★☆
アンボス・ムンドス
(その他桐野 夏生の本)
著: 桐野 夏生
桐野サンの短編?長編しか知らなかったので、楽しみに読みはじめましたが、それぞれの話がドロ〜リとした空気のまま、ズボっとオチて話が終わり、意外にも読み手の私にはスッキリ感が!あまり得意ではなかった桐野サンの小説ですが、これはなんだか好きです。
★★★★☆
<一般小説 著者名 さ〜そ>
ア・ルース・ボーイ
(その他佐伯一麦の本)
著: 佐伯一麦
普通に住居を構えて、3食食べていくことの大変さを思い知りながらも、守るべき人がいることでどうにかやってのけようとして少しずつ成長していく主人公。そして一人に戻ったとき、以前は持っていなかったものを確実につかんだ自分を再確認する。年齢もパターンも違うが、誰でもルースボーイの一面を持っていて、そこに気づきながらもどうにかこうにか理由づけて生活しているのでは? だから、彼を応援するし、自分もがんばらなくてはと思える、少し暗めだけれど現実に近い話です。
エイジ
(その他重松 清の本)
著: 重松 清
勉強・部活・家族・友達・・・普通にしていても、自分だって同じような罪を犯す可能性がある!と、揺れる中学生たちの悩めて落ち込んで持ち直して気づく爽快なお話。それにしても自然な描写、読みながら中学生時代に戻っている自分がいて、ほんとに大人が書いたものなのか?と思ってしまいました。
★★★★★
きよしこ
(その他重松 清の本)
著: 重松 清
伝えたいことを伝えたい瞬間に伝えたい言葉にするのが難な少年は、心の底にいつも本音を隠し持ち成長していく。。難があるからこそ気づくことがあるのか?困難にぶつかったとき にはこの少年を思い出して、それでも進んで行く力を自分の中に見つけたいと思いました。
★★★★☆
卒業
(その他重松 清の本)
著: 重松 清
すべての話に家族の死がからんでいるのですが、その死にかかわる人たちの深くて重い思いがとてもせつなくて・・・でも卒業しなくてはいけないものがあり、みなそれぞれが乗り越えようと苦労する。これからも続く日々を、卒業してから続けるほうがいい、卒業する勇気と強さを教えてもらった気がします。
★★★★☆
流星ワゴン
(その他重松 清の本)
著: 重松 清
現在から過去にもどって、過去のなにも知らない自分と、知ってしまっても何もできない自分。でもがんばった。
私もこんなワゴンに乗ってみたい!乗って何ができるか・・・乗らずに済むように生きたいけれど、きっと乗りたくなる気がします。重松さんの頭の仲の時間の感覚が、おもしろくてフシギですごい。作者の人間らしさが伝わってきたような気がしました。
★★★★★
その日のまえに
(その他重松 清の本)
著: 重松 清
死。それも早すぎる死。突然の死。死に向かっていく本人と、それを見守る家族・友人の心情。死のお話だけど、それだけでなく、現実に死が身近にあった人へのココロの処方箋でもあるような、深くて大きなものを感じる1冊です。
★★★★☆
天国への階段 上・中・下巻
(その他白川 道の本)
著: 白川 道
超長編ですが、登場人物の光と影に驚かされて、ぐんぐん話に引き込まれていきました。ラスト50ページはドキドキでしたが、刑事の存在が刑事を超えていて、罪とは何か、罰とは何かを正面からぶつける姿に感動。
★★★★☆
ホワイトアウト
(その他真保裕一の本)
著: 真保裕一
織田裕二さん主演で映画化された小説です。長編ですが時間を忘れて読んでしまいました。場面もダム内か雪の中なので、変化はないのですが、聴きなれない装置や雪山のコトバもわりと頭に入ってきます。クーラーをガンガンにかけた部屋で読んでいたら、すごく雰囲気が出てきてしまって凍えそうになりました! そしてラストは泣いてました。映画だと泣けるのでしょうか? 映画も観てみようと思っています。
★★★★☆
苺とチョコレート
(その他セネル・パスの本)
著: セネル・パス
読み始めたときは何がなにやら情景や人物像もぜんぜん浮かんでこないので、5ページくらい進んだところで冒頭に引き返しもう一度読みました。読み終わったあとも100%理解できていませんが、読んでよかったと思います。地球の裏側で起こっていること、書かれている小説。もう一度読んでみようかと思ったりします。
<一般小説 著者名 た〜と>
罪花
(その他高樹 のぶ子の本)
著: 高樹 のぶ子
せっかくの母の計画が・・・降ってはいけない雨を感じた瞬間、ぞぞぞーと来ました。女性のたくらみと、罠。オチがもうちょっとハッキリしてほしいですが、オチがないことによって、恐怖感が続く ようでもあり・・。
ダ・ヴィンチ・コード
(その他ダン・ブラウンの本)
著: ダン・ブラウン
話の構成がしっかりしているので、ふだん聞きなれない宗教にまつわる言葉や物事の数々が出てきても、なぜかスラスラ頭に入ってきて、サスペンスだけでなく歴史的な宗教上のことも楽しめました。学者同士の会話なのに堅くなく、話の展開の速さが非常にここちよくて、文字を追っているのにまるで動画をみているかのようでした。
★★★★☆
ジョゼと虎と魚たち
(その他田辺聖子の本)
著: 田辺聖子
「ジョゼと虎と魚たち」は、不思議なお話。月日がめまぐるしく流れていく感じが好きでした。で、今にたどりついて、今はとりあえずこうだからこれでいい…と言い切るジョゼがせつなくて、迷路に取り残された気がしました。こういうお話はきっとずっと忘れないのだろう…と思います。その他には大人の女性のため息みたいな話。20歳代の頃はこういう話が大好きでしたので、もっと早く読んでおけばよかったと後悔しています。
チャカのハッピーイングリッシュ
著: チャカ
そう難しくない日常会話のはずが、すぐに英語では表現できなくて哀しくなることは誰にも経験があることと思います。英語でこういうやりとりができたら…、英語でこういうあいまいなことをやんわりと表現できたら…という方にぴったり、簡単ですぐ頭に入る英語がいっぱいの本です。
ウォッチャーズ〈上〉〈下〉
(その他ディーン・R. クーンツの本)
著: ディーン・R. クーンツ
世間からはずれぎみの寂しい人々のとても寂しい日常から始まるこのお話。そこへ加わる犬(犬も哀しい運命を背負っている)が、この寂しいけれど本当は心豊かな人々によって、いろんなミラクルを起こし・・・。動物の話でもあり、サスペンスでもあり、でも生き方をも語っているこの作品。最後の最後まで楽しく、そして大切なことを教えてくれています。まるで映画を見ているような小説でした。犬との会話がおもしろい!
★★★★☆
青空チェリー
(その他豊島ミホの本)
著: 豊島ミホ
タイトルも著者も知らずに読み始めた小説だったのですが、1つめの「ハニィ、空が灼けているよ」があまりにも面白くってビックリでした。リズムがとってもよくて、ページをめくる手が止まりませんでした。こんなにスカっと気持ちよい話には最近出会えてないような気がします。2話目・3話目の「青空チェリー」「誓いじゃない…」を、1話目の「ハニィ…」のあまりの良さに期待しましたが、「ハニィ…」がやはり一番よかったです。
★★★★☆
<一般小説 著者名 な〜の>
セカンドサイト
(その他中野順一の本)
著: 中野順一
はじめはストーカーを退治すればいいだけの話と思いきや、裏の世界とつながっていて、それは深くて黒い関係。主人公たちの恐怖感と、しかしそれに首をつっこまずにはいられない正義感と好奇心がじわじわと伝わってきました。
幸福な朝食
(その他乃南アサの本)
著: 乃南アサ
はじめは、ただの30歳代女性の自分さがし?と思って、そう期待せず読み出したが、どうもミカに対する主人公の行動が奇妙に思えてきて、気づけば「えっ?どうなるの?」と引き込まれていました。女性なら誰でも少しは持っているであろう嫉妬や敗北感。この悲しい感情が主人公のココロの奥深くに描かれていて、ドキっとしたり同感したり。展開のテンポがよかったです。
★★★★☆
<一般小説 著者名 は〜ほ>
ラジオ・エチオピア
(その他蓮見 圭一の本)
著: 蓮見 圭一
とてもリズムがいい小説です。ふん、ふん、ふん…と読み進めて、アタマがいい人とかオシャレな人はこういう話題をこういう風に話すの?と、けして自分がかぶらないようなデザインの帽子をかぶったり、ブーツを履いているような気持ちで読み進めました。最後にひとひねりあるかな?と、それだけを楽しみに読み続けましたが、最後までビックリデザイン帽子でした。でも、リズムがいいです。
しゃばけ
(その他畠中 恵の本)
著: 畠中 恵
ひとことで妖怪と言ってしまえばそれまでなのですが、日常の物にも魂が宿っていて、主人公を助けようとがんばる…そのひたむきな姿が愛しく思えてしょうがありませんでした!読み慣れない時代モノでしたが、情景を想像しながら楽しく読みました。
優しくって少し ばか
(その他原田宗典の本)
著: 原田宗典
「優しくって…」はおしゃれな小説、くすぐったい話って感じがします。でも、「そのキモチわかるわかる!」というような部分もあって、身近な小説でもあると思いました。短編集ですが、まるで数人が書いたかのようなぜんぜん違うタイプの小説数話がこの1冊におさめられていて、お得に思えるかもしれません。
手紙
(その他東野 圭吾の本)
著: 東野 圭吾
映画の宣伝で、登場人物の設定はなんとなく知っていましたが、これでもかこれでもかと悲しい思いがこみあげてきて・・・でも、遠巻きに見てる私みたいな人の集まりが差別の元になっている現実。楽に読み進められる文章ですが、内容はどんどんと弟をえぐり、そして一方兄の手紙に書かれていたこととは。。
★★★★☆
ベリィタルト
(その他ヒキタクニオの本)
著: ヒキタクニオ
華やかな世界とその裏側の話のようでいてラブストーリー。話の展開のスピード感と、いかにもありそうな現実っぽさ、登場人物のキャラクターがあまりにも私は好きで、昔見たカドカワ映画を思い出しました。悲しい大どんでん返しの後どうなるのかとおもえば、意外にも寂しい終わり方でしたが、これこそ現実っぽくていいのかもしれません。
赤い橋の下のぬるい水
(その他辺見庸の本)
著: 辺見庸
話の入り口はとても不思議な感じで、いったいどうなるんだろう?と読み進めましたが、展開は思ったよりも地味で大したオチもなく終わりってしまい、もの足りなさを感じずにはいられませんでした。
正義のミカタ―I’m a loser
(その他本多 孝好の本)
著: 本多 孝好
とってもテンポのいい本でした。想像どおりの話かな?と思ったら、ヒーローになりきらずに、意外な展開。結末がはっきりしないところが残念ですが、結末なんてないのかもしれません。この作者の本をほかにも読んでみたくなりました。
★★★★☆
<一般小説 著者名 ま〜も>
四月ばーか
(その他松久 淳の本)
(その他田中 渉の本)
著: 松久 淳+田中 渉
読み始めた頃は、こういうのが最近流行っているのかなぁ。。というくらいに楽に読んでいましたが、途中から先行きがとても気になり、時間を忘れてイッキに読み終わりました。最後の1ページのところで「これ、面白いね!」と思わず独り言。大好きな1冊です。
★★★★★
ラブコメ
(その他松久 淳の本)
(その他田中 渉の本)
著: 松久 淳+田中 渉
この小説に出てくるひとりひとりのキャラが大好きで、まさに痛快ラブコメ。はじめの10ページの意味不明感が急に消えて、お話に没頭。恋の迷子になってしまった美晴と真紀恵に「ばかーーっ!」と叫んでしまいそうでした。
★★★★★
塩狩峠
(その他三浦綾子の本)
著: 三浦綾子
一体、塩狩峠になにがあるのか?主人公が秀才少年だったころから始まり、人間とはこうあるべきだという彼の思想が、キリスト教の教えとともに成長していく過程の話。だからなぜ塩狩峠?と思いながら、読むのをやめることができませんでした。主人公だけでなく、登場人物のすべての人が重い役割を完全に果たしていて、思想や信仰を伝えるには傑作だと言い切れると思います。
★★★★☆
氷点
(その他三浦綾子の本)
著: 三浦綾子
話はテンポ良く展開し、どんどん引き込まれて一気に読みました。人間の原罪とは?というテーマですが、単純な私としては啓造が悪いとしか思えず…!この小説が書かれてから40年、ちょっと古いかな?という感じもしますが、読み物としては楽しく、 これに変わる話はありそうでなさそう、サラっと読んでジワっと考えてみるにはいいと思います。
アフターダーク
(その他村上春樹の本)
著: 村上春樹
ずーっと夜の話。子供の頃は「夜ってなんて長いんだ、眠らずに朝を迎えるなんてムリだー」と思っていたが、大人になるにつれて夜は短く感じられる。そんなオトナと、オトナになったばかりの若者のそれぞれの夜に流れる夜の空気が私はなんとなく好きでした。そして朝を迎える頃に起こすことができた奇跡。兄弟姉妹・職業・学生など、それぞれが持つ劣等感と諦め、気づいてしまった現実を受け止めて、毎日を過ごしている話。ストーリーとしては中途半端な結びで残念でしたが、流れる空気はよかったです。
ニューヨーク・シティ・マラソン
(その他村上龍の本)
著: 村上龍
超コッテリ好きのかたにはおすすめ、コッテリが未経験の方にも一度読んでいただきたい一冊です。
★★★★☆
悲しき熱帯
(その他村上龍の本)
著: 村上龍
まさにタイトルどおりの内容、けだるい哀しさにドップリひたれる1冊です。もしかしたら、私の好きな本の1位はこれだと思います。
★★★★☆
星々の舟
(その他村山由佳の本)
著: 村山由佳
ドキドキしながら読み進めていきました。このドキドキは大スペクタクルとかエキサイティングというものではなく、心配・緊張・願い…といったような、片手は本を持ち、もう一方の手は胸を押さえながら読んでしまう、そういった種類のドキドキです。ひとりひとりがひっそりとココロに抱く哀しみが、あまりにも素直に優しく描かれているので、つい入り込んで読んでしまいます。好きな作家がまた一人増えました。
★★★★☆
天使の梯子
(その他村山由佳の本)
著: 村山由佳
映画にもなった「天使の卵」の続編だと知らずに読んでしまいましたが、これが現代の?恋愛小説なのかと感心してしまいました。そして、これをただの恋愛小説と呼ぶには抵抗が…人と人とのつながりや優しさ、諦め、許しといういろんなものを含んだ小説。ただ女性として、夏姫の本心に共感できなかったのが残念・・・
天使の卵―エンジェルス・エッグ
(その他村山由佳の本)
著: 村山由佳
すごく期待して読みはじめたので、期待に反してすごくアッサリ・美しすぎるおとぎ話のような・・・でもこんな普通のおとぎ話はそうないと思います。ピュアでピュアでピュアすぎて、主人公をずっと応援していました。
ヘヴンリー・ブルー(天使の卵アナザーストーリー)
(その他村山由佳の本)
著: 村山由佳
梯子→卵→卵アナザーと、順を違えて読んだわたしですが、やはり文章が小川の流れるせせらぎのようで、でもこんな恋愛話はありそうでないのでは?みずみずしい恋愛小説が読みたくなったらこのシリーズでしょうか。
スカイ・クロラ
(その他森 博嗣の本)
著: 森 博嗣
話の設定が思いもつかない世界。でもそこにいるのは普通の少年たちで、その乾燥しきった空気の中で、生きている意味をずっと探している。一瞬のミスもゆるされない戦闘シーンが残酷にも 華麗にも見えて、その乾燥しきった空気感が印象的。そして哀しくも没頭する戦闘から戻ってきた彼らのせつなさがたまらない。
★★★★☆
<一般小説 著者名 や〜よ>
無銭優雅
その他山田 詠美の本
著: 山田 詠美
お互いを認め合って、許しあって、そしてお互いにひとりだとこれ以上生きていられないというギリギリワールドが、なんとも可愛らしく、穏やかに、丸〜く描かれています。このまま終わるのか? と思いきや、一瞬展開についていけないスピード感でラストに。ほんとの優雅さとは、こういうことだと思っている私は、これからもたびたび山田さんの作品を読み続けていこうと思いました。
異人たちとの夏
(その他山田太一の本)
著: 山田太一
SF小説が苦手な私ですが、この小説にはどんどん引き込まれていき、1日で読みきりました。どうなるのかその日じゅうに知りたかったからです。途中、「へっ?まさか?」ゾっとするシーンがあり、こういう小説に出会えたのはうれしかったです。
★★★★★
プラナリア
(その他山本文緒の本)
著: 山本文緒
「こんなはずではなかった」・・・病気や人間関係、そして運命か偶然によって、職を失ったり、家族と距離が出来たり、人生に投げやりになったり。きっとよくあること、そして自分にも 起こりうる危機や悲しい宿命とは、連続する日常の中に潜んでいることなのかもしれません。現実がサラっと書かれていましたが、結末はあやふや。結末なんて死ぬまでわからないことなんで しょうね。
孤独で優しい夜
(その他唯川恵の本)
著: 唯川恵
淡々と読み進めながらも、どこかで主人公を応援してました。
愛しても届かない
(その他唯川恵の本)
著: 唯川恵
はじめはこの主人公にあまり共感できなかったのですが、後半部分の展開が私には楽しかったので最後まで読んでよかったです。何冊か読んだ唯川恵さんの本)は、いつも男性は脇役、女性が話の中心。自分を登場人物に置き換えてどんどん読んでしまいます。
さよならをするために
(その他唯川恵の本)
著: 唯川恵
一気に読んでしまう短編集。ちょっとせつなくなって、でも後味が良くて…さわやかな「別れ」のお話。
ゴールドラッシュ
(その他柳美里の本)
著: 柳美里
はじまりが衝撃的で、でもこのテの小説は今そんなに読みたくないなぁ・・・と思ってましたが、少年のココロの闇を感じた瞬間から、ガンガン先を急ぐように読んでしまいました。年齢的な未熟さ だけではなく、愛情の欠乏がここまで少年を追いやった怖い話。なさそうでありそうな話。たびたび描かれる悲惨なシーンの描写に驚き、震えましたが、この作家の本を数冊読んでみたいと思 いました。
★★★★☆
哀しい予感
(その他吉本ばななの本)
著: 吉本ばなな
吉本ばななさんの著書の中で初めて読んだ本です。ただの親戚という女性に不思議と血のつながりを感じて近づいていく、そして弟として一緒にくらしていたはずの人と新しい道を歩みだす…どんどん先を知りたくて、一気に読んだ作品です。お姉さんの家が水中の…まるでここちよい竜宮城のように感じ、主人公のココロのよりどころになっていくあたりの描写が私は好きです。
★★★★☆
うたかた/サンクチュアリ
(その他吉本ばななの本)
著: 吉本ばなな
嵐と人魚の近づいていく様子が自然で、ほほえましくて、現実にはきっとそうないであろう気遣いが見え隠れする会話がココチよかったです。